伝統的な日本の住空間を現代のライフスタイルに融合させ
アートする襖を中心に和テイストの商品を提案していきます。
fusumartが提唱するのは、和を意識した新しいライフスタイルの構築です。
日常の生活の中に無意識に存在する「和室」は、長い歴史で培われてきた日本独自の建築スタイルであり、それぞれに明確な理由があります。
その典型的な例として、狭くて小さい家屋を用途に合わせて自由に仕切る襖や障子があります。
日本に住む私達は、この誇るべき知恵を後世に伝える為に「何をするべきか」を考える時が来たように思います。
本来の和室の意味を理解し、現代の生活スタイルにバランス良く溶け込ませる事で、新しいスタイルを見出す事ができるはずです。
自然素材の柔らかくて上質な質感。
この和紙こそfusumartが探し求めていた素材
1300年の歴史をもつ和紙の伝統文化を継承している「阿波和紙」ブランド「Awagami Factory」により開発されたインクジェットプリンター専用の楮(こうぞ)和紙を採用いたしました。
緊密に重なりあう楮の繊維。
ほのかなきらめきが和紙表面の立体感を浮き上がらせます。
そこに染み込む顔料は「にじみ」や「ぼけ」を程良くなじませて、深みのある色となり、味わいとなります。
最新式インクジェットプリンターが繰り出すアートコンテンツを余すところなく表現できる、この和紙こそfusumartが誇る「最高品質のふすま紙」なのです。
EPSON PX-H10000(インクジェットプリンター)が繰り出す色彩豊かな世界。
そして楮(こうぞ)和紙が奏でる上質な質感。
今までの和紙に対する常識を覆す、美しい発色なのです。
和紙にプリントするのは水性顔料です。
油性顔料と比べると耐候性は弱いのですが、UVコートする事で、アートコンテンツの耐候性を大幅にカバーする事ができます。
UVコートしていない物と比べ2倍の退色防止効果があります。
※設置環境により効果は異なります
表面に撥水加工を施します。加工時の水打ち作業で、表面に抜ける水が少なくなります。
よって表面のコンテンツが傷みにくくなり施工性が良くなりました。
しかしながら表面にかかった水を弾くわけではありません。
水分は和紙に浸透しますが、プリント面の傷みを防止するための加工処理です。
過剰なコーティングで、和紙本来の特質を損なわないよう配慮しています。
和紙の施工は通常でもデリケートで難しいのですが、表面コーティングを改良しながら何度もテストを重ねました。
そして完成したふすま紙は、通常の施工ができる耐久性を持ち、尚且つUVコートを施すことで退色を大幅に減らせる効果を得る事ができました。